日光野口病院
院長 熊谷安夫


日光野口病院は緑豊かな自然に恵まれた療養型病院です。平成15年11月に今市病院(一般急性期病院)を経営する社団医療法人明倫会が設立しました。初代の福島鼎先生、その後を継いだ二代目の長岡正範先生という、有能かつ真摯に医療に取り組まれる先生方を院長に迎えて発展してきました。

日光野口病院の療養病棟では、今市病院をはじめ当地域の急性期病院との連携を取りながら、急性疾患の治療に伴って発生した廃用症候群、褥瘡などの病態、また地域社会の高齢化に伴い必然的に増加する認知症、神経難病等の病態に対して、リハビリテーションを中心として、その患者さんの人間としての尊厳を尊重した治療・ケアを行っています。

また透析センターでは、慢性腎不全が進行した患者さんに対し、外来、入院を問わず適切な透析医療を行うとともに、リハビリテーションを併せて行うことにより、日常生活の質(QOL)向上を通じて社会復帰に貢献しています。

回復期リハビリテーション病棟では、県西医療圏唯一の回リハ施設として、骨折治療後、脳血管障害後遺症、脊髄損傷後、術後廃用等の患者さんを受け入れ、集中的にリハビリテーションを行うことで比較的短期間で退院、社会復帰を目指しています。

さらに、がんの終末期で医療処置、緩和ケアなどが必要な患者さんにも、最後まで人格を尊重した対応を行い満足していただけるように努力しています。

このように地域のニーズに合致し必要とされる病院を目指す一方、職員が働きがいを感じ、また働きやすい病院にして、職員がいつでも、どんな場合でも患者さんに笑顔で接することができ、余裕を持った対応ができるようにしたいと考えています。

また医療が安全に遂行され、患者さんとそのご家族が安心感を持てる病院にすることは当然です。そして、入院している患者さんに少しでも快適で楽しいと感じられる病院にしていきたいと思っています。

社団医療法人明倫会 日光野口病院
〒321-1424 栃木県日光市野口445
TEL:0288-50-3111
FAX:0288-50-3112
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